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カサンドラ対策をしよう! 後編

今回は前回の「カサンドラ対策をしよう! 前編」の続きを書いていこうと思います。 
(カサンドラ対策その4までをまだご覧でない方は先に前の記事「カサンドラ対策をしよう! 前編」をご覧ください。)


それでは早速後編へ!!

その5.ストレス発散法を充実させよう

「カサンドラ症候群」にならないために、とても重要なのはこの「ストレス発散」です。


アスペルガー症候群の方と生活していると「普通が通じない・・・。」「共感してもらえない」「こだわりが強すぎる」など「こんなの理不尽だ・・・。」という思いを経験される方が多いと思います。



自分自身の精神を保つためにストレス発散方法をいくつも用意しておきましょう。



例えば私はストレス発散のために「カサンドラ予算」を設けています。


夫の発達特性に理不尽に苦しんだときは「特別予算」の中から自分を癒すための予算を出して、スパに駆け込んだり、お高めなカフェにいったりしています。



そして「よし、すっきりしたのでもう許そう。」と勝手に許すのです(笑)


みなさんも自分に合うストレス発散法をいくつかみつけて実行してみてくださいね。


その6.家では自分もなるべく自然体で過ごそう

カサンドラになってしまう方はきっと真面目に頑張ってしまうタイプの方が多いのだろうなぁと、いろんな方を見たり話してきて思うのですが、カサンドラになったのを機会に、家ではなるべく自分自身も自然体で過ごしてみるのはいかがでしょうか?


支えあう、思いあうのは理想的だし、それ自体はとても素晴らしいことなのですが、「期待や理想の行動を無意識に求めあう関係」になってしまうとASDさんとの生活はとてもしんどいものになってしまうと思います。


ASDの方は「察する」ことが苦手だし、その特性ゆえに「一般的な価値観」と少し離れた感覚を持つ方も多いのかもしれないと感じています。(けっして決めつけているわけではないので、不快な方がいらっしゃったらごめんなさい。)


なので「あなたも頑張らないでいられる家庭」をつくるのも選択肢のひとつかもしれません。
相手に理想を求めない分、自分自身も気楽に過ごしてみる。というイメージでしょうか。


私はこの方法にチェンジしてからものすごく家が快適になり、夫との生活が愛しくなりました。


人それぞれ理想はあるので万人向けではないのですが、なにせ「完璧じゃなくていい」ということに気づいてしまい、生きやすくなったのです。


察しあえるのは快適に暮らすために大切なことだけど、いつも察しあうのが必須じゃなくていいんだと。

もしあなたが頑張ることに疲れてしまっていたら、一度試してみる価値ありかも?・・・。

その7.家庭外の生活も充実させよう

これも大切なことですが、家庭だけを人生としてしまうと、ASDさんとの生活はかなりしんどいかもしれません。

様々な事情があると思うのですが、ほんの小さな繋がりでも家庭外の方とつながって、家庭外の世界もあるんだと意識しておくことで心にゆとりができると思います。

人生一度きり、家庭内も家庭外も楽しんでいきたいですね。

結論:自分を大切にしよう。

いろんなことを書いてきましたが伝えたいことをまとめると

「ありのままの自分を大切にしてください」ということです。

自分を大切にできない人は、人にも大切にされないかもしれません。

自分を愛せない人は人を愛することも難しいかもしれません。

強い自分だけでなく、弱い自分も認めて受け入れる。

頑張ってる自分も、ある部分は頑張らない自分もいていい。

カサンドラはいろんなことを考えるきっかけになると私は感じます。


自己肯定感が下がってしまうカサンドラを乗り越えて、自己肯定感をあげるきっかけにできたら素敵ですよね。

お読みいただきありがとうございました。
今日もあなたが笑顔で過ごせますように祈っています。

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