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母と子

双極性障害を抱えての育児の工夫

双極性障害を抱えながらの育児は、母親(父親も)本人の心と体が不調にならないように気を付けながら取り組む必要があります。


 

双極性障害には「躁状態」と「うつ状態」があり、無理をしすぎたりストレスがかかりすぎると、症状が再発したり悪化したりすることがあるからです。



筆者「しろくま」も双極性障害患者なので、産後うつも重なり症状がひどい時には


 

赤ちゃんがいるといつ泣くかわからないので、緊張して眠れない・・・。

 



とかもっとひどくなると


 

赤ちゃんが可愛いと思えない・・・。

 


という風に、ずいぶん悩みながら育児をしてきました。



また双極性障害は、薬の副作用も含めて甲状腺疾患ともとても関連の深い病気だそうです。

双極性障害を抱える妊婦さんは、甲状腺機能の値をチェックしておくことをお勧めします。



それではここから「双極性障害を抱えながらの育児の工夫」を書いていこうと思います。



「双極性障害を抱えながらの育児の工夫」

その1.なるべく生活リズムを崩さないようにしよう

双極性障害の症状を抑えるためには気分の波のコントロールがとても大切です。


そしてこの気分の波をコントロールするには「生活リズムを整える」ことが必須です。


育児中は授乳などで生活リズムが崩れがちだと思いますが、夜は前半はママ、後半はパパ(おばあちゃん)など交代しながら寝る時間を確保しましょう。


粉ミルクを使ったり、搾乳しておいてもOK。


とりあえず「寝る」ことはとても大切なので、「寝る」時間は確保しましょう。




その2.協力者を増やそう・サービスも検討しよう

双極性障害を持ちながら一人で育児をするのは、とても困難だと思います。


「完璧でありたい」理想はここではおいておいて、赤ちゃんを守るためにも協力者を増やしましょう。


実家にしばらく同居してもいいし、母親に来てもらってもいい。近所に引っ越してもOKだし、在宅勤務ができるなら夫に在宅勤務にしてもらったっていい。


一時保育やショートスティなどをうまく利用してもいいし、ベビーシッターやヘルパーさんを頼んでもいい。


とにかく一人で抱え込まないように、協力者を増やしましょう。


その3.家電や宅配を活用しよう

便利な家電や宅配サービスなどを活用するのもおすすめです。


「ルンバ」「食洗器」「洗濯乾燥機」「自動調理器」などは駆使すると家事はかなり楽になります。


定価で買うとお高いですが、中古なら割とやすく手に入ります。


私はすべて活用しています(笑)  乾燥機


宅配弁当もおすすめです。


その4.ストレス発散を大切にしよう

赤ちゃんを誰かに預けて息抜きなんていけないこと・・・。そんなことはありません。


預けられる人がいるなら、たまには預けてしっかり息抜きしましょう!持ちつ持たれつです。御恩はいつか返せば大丈夫。


一人で散歩してくるでもよし、リラクゼーションに行くもよし。
私は一人で岩盤浴に行き、ぼけーっと過ごしたりしています。


ほっと一息して、また頑張ればいいのです。


その5.症状がひどいときは保育園も検討しよう

症状がひどくて育児が困難な時は、「保育園」を検討しましょう。


働いていなくても「障害者手帳」を取得したり「診断書」をもらったりすることで、保育園を利用することができます。


限界まで無理をして最悪な事態になるのを避けるためにも、行政や福祉を頼ることは必要なことだと思います。

わが子も小さいころから保育園にお世話になっていますが、とても元気に育ってくれています。

 

結論:お母さんの健康もしっかり優先しよう

赤ちゃんを一番大切にしなければ・・・。その気持ちすごーくわかります。


けどお母さんが倒れてしまっては、子育ては余計大変!


赤ちゃんはみんなで育てるものです。


上手に周囲を頼って、赤ちゃんの安全を確保しながら、無理なく子育てをしていきましょう。


育児は先が長いので、頑張りすぎないでぼちぼちで大丈夫。


私も幼児のママなので、一緒に頑張りましょうね♪

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。
あなたが今日も笑顔で過ごせますように。

 
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