2022-05-25
発達障害の特性を持つ方の趣味に関するストレス対策(パートナー・家族向け)
発達障害の特性を持つ方には「趣味に没頭する方」が多い気がします。(断定ではありません。不快な方がいらっしゃったらごめんなさい。)
こだわれる趣味があるのはとても素敵なことなのですが、パートナーや家族からすると・・・
●もっと家族との時間を大切にしてほしい・・・。
●お金がかかって貯金が溜まらない・・・。
●家事や育児は私任せ?!
などと不満がたまってしまうこともあると思います。
我が家でもある日・・・
今日は疲れたからお惣菜にしよう!・・・これおいしそう!♪
それ、半額じゃないやん。
(?!・・・ちょっとケチじゃない?!)
(日付変わって)
「今日、日本ダー〇ーやわ。(お馬さんが好き。)」
(おいおい。金銭感覚ちょっと変わってない?!・・・)
などと、ツッコミどころ満載な夫です・・・。
こんな感じで(?)発達特性を持つ方のパートナーさんや、家族は当事者の趣味に関してもストレスを感じてしまうこともあると思うので、今日は「発達特性を持つ方の趣味に対するストレス対策法」を書いていこうと思います。
それでは以下で解説していきます。
その1.お互いの趣味を理解し合い、共通の趣味を作ろう
発達特性を持つ方の中には「個性的な趣味」や「その趣味に関する豊富な知識」を持っている方も多く、好奇心旺盛な方にとっては、とても魅力的な話をしてくれる可能性があります。
趣味が合えば「自分自身のあらたな趣味」を増やすきっかけになることも・・・。
お互い、趣味の話をする中で、自分もやってみたい趣味を見つけられるとラッキーかもしれません。
ちなみに我が家は
「ドライブ好きな私」×「競馬スキの夫」=競馬予想で本気勝負しながら長距離ドライブで道の駅のスランプラリー
とか
「宇宙物理」が好きな私に夫がのっかって、日曜日の夜は二人でDiscoveryチャンネルの鑑賞などをしています。
我が家は二人とも好奇心旺盛なので、お互いの趣味にお互いがのっかって(スポーツ観戦・競技ダンス観戦など)、6割くらいの趣味が共通していると思います。
これは仲良しの秘訣です。
その2.趣味に使える時間を決めておこう
いくら趣味が大事でも、お休みの時間すべてを趣味に費やされると、家族である意味がわからなくなったりしますよね・・・。
「土曜日は趣味をして過ごしていいけど、日曜日は家族と過ごす」とか「月1は家族みんなで〇〇に行こう!」など、趣味に使える時間は決めておくと揉めにくいかもしれません。
我が家ではほぼ、ルーティン化しています。
その3.条件を決めよう
趣味は大切だけど、その間の家事や育児は私任せ?!
・・・それでは疲れてしまうし、そのうち怒りが爆発しかねません。
なので「趣味が終わったらこどもをお風呂にいれてもらう。」 「土曜日のごはん作りはパパ」など交換条件を決めておくと、ストレスも緩和されるかもしれません。
ちなみに我が家は「ドライブの運転は夫」です。
その4.使えるお金を決めよう
発達障害の特性がある方はASDさんの「想像が苦手」や、ADHDさんの衝動性などの特性もあり「金銭管理」が苦手な方がいらっしゃいます。
お金はごまかしがききません。支出と収入をよく理解してもらって、貯金する額を決め、許容範囲で趣味にかけられるお金を約束しておくなど散財しないように気をつけてもらいましょう。
お金の話がでてきたので、次回は発達障害の特性を持つ方の「金銭管理の対策」について書きたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
あなたが今日も笑顔で過ごせますように。