(この記事は双極性障害の方向けをベースに書いておりますが、そのまま発達障害の方にも使えますので興味があればぜひご一読ください。)
双極性障害になると、躁状態やうつ状態から家事をすることが難しくなることがあります。
鬱のときはそのまんま「何もしたくない」「できない」といった感じに・・・。
躁のときは次々アイデアが沸いて「家事なんかやってる場合じゃない!」といった感じに・・・。
もちろん鬱がひどいときは、「しっかり寝て、まずたっぷり休養をとること」が大切です。無理をすると悪化したりします。
けど回復して「少し鬱っぽい」程度になれば散歩や軽い家事で体を動かすことは、リハビリや回復につながることがあります。
そこではじめたのが「家事の手軽化&ルーティン化」
✾ルーティーン化しておけば、どのくらいこなせたかで気分の波のバロメーターをつかむことにもつながっています。
今日は私がやっている「家事の手軽化&ルーティン化」をご紹介します。
▶その2.毎日やらない家事を決める
▶その3.なるべくやる時間を固定する
▶その4.家電や総菜でハードルを下げる
▶その5.息抜きする日を決める
▶その6.ご褒美を準備しておく
その1.毎日やる家事を把握する
まずは「毎日やる必要のある家事」を把握しましょう。
我が家だと
〇食事の準備・片付け(総菜デーを含む)
〇洗濯
〇風呂掃除
家事だけだとこんなものでしょうか。
その2.毎日ではない家事を「曜日別」に分ける
次に毎日やる必要はないけど、こまめにやる必要はある家事を把握し「曜日別」に分けましょう。
我が家だと
月曜⇒寝具を干す&洗う + ルンバが勝手に掃除をする
火曜⇒玄関とベランダを掃除する
水曜⇒トイレ掃除とお風呂のしっかり掃除(カビなどの除去)
木曜⇒キッチンの掃除+各所小物の整理整頓+ルンバが勝手に掃除する
金曜⇒掃除機を全部屋かける
日曜⇒まとめ買い
こんな感じです。決めておくまでは本当に家事が面倒くさかったけど、決めてしまえば「やならいと落ち着かない」のでわりと続いています。
その3.やる時間を決める
やることを決めたら次は「やる時間」を決めます。家にいられて「余力のある時間帯」を選びましょう。
前後してももちろんOKですが、やる時間をとっておかないと「躁」になるとどんどん予定をいれてしまうので「あらかじめ時間を決めておく」ことをお勧めします。
主婦の場合やらないとイライラするのも自分だし、やる時を決めておくと(これはお仕事)と割り切ってタスクをこなせたりします。
私は「(済ませておける家事は)朝起きてすぐ」やります。それほど家事が面倒なんですね(苦笑)
その4.家電や総菜でハードルを下げる
これはほかの記事でも書いてきましたが、かなり効果的です。
〇食洗器
〇洗濯乾燥機
〇ルンバ
〇電気圧力鍋
など使えるものは使って「気楽に」家事をできるとよいですよね。
「でも高いやん!」て方には「中古」がおすすめです。
その他、「チルドパックの総菜」や「おかずのみのお弁当」なども我が家でもよく活躍しています。(苦笑)
ちなみに「総菜の日」は「揚げ物」「外国のおかず」など家で作るのが面倒なものを選んで、わりと家族みんなで楽しんで食べています。
その5.息抜きする日を決める
主婦に休みはない!!でも休みたい。そうですよね・・・。
「息抜きする日を決める」のも長続きの秘訣です。
〇土日は買い物のみ!ご飯は作り置きや外食 でもいいし、
〇水曜は総菜デーで金曜は外食デー!でもいい。
頼めるなら「土曜の夜ごはんはパパご飯」とかもOK。
とにかく息抜きを上手にして「ストレスをため込まないように」続けましょう。
その6.ご褒美を準備しておく
毎日なのに家事は「無償労働」・・・。たまに寂しくなりますね。
そこで「自分へのご褒美」を準備するのはおすすめです。
「高めのチョコレート」「本当は食べたい駄菓子」「ク〇イプの入浴剤」
「たまにはSPA」など予算が許せばなんでもOK!
自分をいたわるのも戦略であり「仕事」です!
家事や「やって当たり前」「やってもありがとうと言ってもらえない」などの不満ものっかり、家事は無償労働なのに毎日毎日本当に大変な分野です。しかも死ぬまでだしね・・・。
上手に手軽化&効率化&ルーティン化して「なるべく気楽に」こなしていけるとよいですね♪
お読みいただきありがとうございました。
あなたが今日も笑顔で過ごせますように。